2005年07月14日
知床世界遺産登録に
知床が世界遺産に登録されることが決まりました。
観光地としての知名度が上がり観光客が増えるにはやはりきっかけが必要です。それは歌謡曲として取り上げられることであったり、ドラマの舞台となることであったり、国立公園に指定されることであったりします。一時はブームが起こりたくさんの人が押し寄せてきます。そしてその中で魅力を確実に伝えることが出来た観光地が生き残っていくのです。
知床の場合はきっかけとしては歌の知床旅情、国立公園指定などでかなり以前においては注目を浴びましたが近年は殊更に語られることはありませんでした。それがここで世界遺産に指定されるということで新たな局面を迎えそうな気配です。
しかしながら問題があり知床では新たな観光スポットが出現するということはありません。かえって立ち入りは10年ほど前よりも厳しく制限されているといっていいくらいでしょう。どうしても通り一遍の観光しかできないのです。スプロール的な観光開発は絶対に防ぐべきですがこれから新たにやってくる人にどのような形で知床の魅力を伝えるかは難しい問題です。
写真はオシンコシンの滝。
知床の場合はきっかけとしては歌の知床旅情、国立公園指定などでかなり以前においては注目を浴びましたが近年は殊更に語られることはありませんでした。それがここで世界遺産に指定されるということで新たな局面を迎えそうな気配です。
しかしながら問題があり知床では新たな観光スポットが出現するということはありません。かえって立ち入りは10年ほど前よりも厳しく制限されているといっていいくらいでしょう。どうしても通り一遍の観光しかできないのです。スプロール的な観光開発は絶対に防ぐべきですがこれから新たにやってくる人にどのような形で知床の魅力を伝えるかは難しい問題です。
写真はオシンコシンの滝。
Posted by きたたび at 22:05│Comments(1)
│論説
この記事へのコメント
世界遺産に指定された地区以外の縁辺部の開発は従来の法規制の枠内で許されるとすればウトロ、羅臼以南の海岸線が狙われるような気がしてなりません。
Posted by きたたび at 2005年07月16日 21:07